元プロ野球選手の山本昌氏が、YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開された動画「山本昌&山崎武司(※「崎」は「たつさき」) プロ野球 やまやま話『工藤新監督はドラを再建できる!?』」に出演。中日の新監督に就任する工藤公康氏の野球理論や、投球について語り合った際に感じることを明かした。
山本昌氏が語る工藤公康氏の野球理論
工藤氏の指導方法について話題が及ぶと、山本氏は「工藤さんの野球理論ね、すごく勉強されてるし、大学院行ってね、スポーツの科学的な研究もされて」と、その知識の豊富さに言及。「指導を文章化できるっていうのかな。言葉に細かく噛み砕いてやれる。『こうだからこうなるんだ、こうやって投げろ』っていうのもね、『こうこうこうでこういう理由だからこう投げなさい』とか、『こういう動きをしなさい』っていうのが、すごくきっちり分かってらっしゃる」と自身の印象を述べた。
さらに、「体の内部とか、もうちょっと見えないところも、うまく作用させようとか、そういった試みっていうんですかね。そういうこと勉強されてる方なんで」と続け、「知識的なことに関しては、ちょっと桁外れな」と、その研究熱心な姿勢を称賛した。
経験に基づく指導法にも感心
また、山本氏は工藤氏について「昔の人なんですよ。昔よく走ったと思うんですよ」「走ったし投げ込みもしたし」と説明しつつ、その中で「必要なことと必要ないことをすごくしっかり分けられる方だなっていう」と、豊富な経験を踏まえて練習方法を考えていることにも感心していた。
その後、山崎氏から「昌さんなんて工藤さんとしゃべってたら、ピッチングの話だったら話尽きないんじゃない?」と尋ねられると、山本氏は「本当にね」とうなずきながら、「ちょっとアプローチが違うっていうのかな」とコメント。
その理由として、「工藤さんと結局、着地点は同じなんだけど、アプローチがちょっとこう違ったりするので。そう考えるとね、いろんな『あ、なるほど。あ、そういうふうに考えることもあるんだ』みたいな。そういうこともありますんで」と説明しつつ、「すごくね、話するだけで勉強になる」と話していた。
編集部メモ
プロ野球生活32年、50歳まで現役を続けた山本昌氏。NPB史上初となる50代での登板など、投手として数々の最年長記録を保持している。自身が現役を長く続けることができた理由として、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』にゲスト出演した際には、「工藤(公康)さんの存在も大きかった」「あの人が長くやったんで、僕はその獣道を後ろから歩いて、気づいたら45歳」「それまで『球界最年長』と言われないんで、注目されないんですよ」などと語っていた。