サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会でプレーする選手たちの足元を支えるスパイク。力強く鮮やかなプレーについ目を奪われますが、足元に注目してみると、今大会はピンク色のスパイクが非常に多いことに気づきます。ピッチサイドから撮影した選手たちのスパイクを写真で紹介します。
メッシは白い専用スパイク「最後のタンゴ」
前回大会優勝のアルゼンチン代表では、フィールドプレーヤーでリオネル・メッシ一人だけが白いスパイクを履いていました。メーカーによると、「El Ultimo Tango(最後のタンゴ)」と名付けられた専用モデルだそうです。グループリーグJ組のアルジェリア戦(6月16日)で撮影された写真では、白地にゴールドのアクセントが映えるデザインが確認できます。
エムバペ、ハーランドら注目選手の足元
フランスのキリアン・エムバペは準々決勝モロッコ戦(7月9日)で、鮮やかなピンクとブラックのコントラストが目立つスパイクを着用。同じ試合でフランスのデンベレ、オリセ、モロッコのハキミのスパイクも撮影されました。ノルウェーのハーランドは決勝トーナメント1回戦コートジボワール戦(6月30日)で、シンプルながら存在感のあるモデルを履いています。
日本代表:鈴木淳之介が履く国産SVOLME
日本代表で出場した鈴木淳之介は、世界的メーカーではなく、日本のSVOLME(スボルメ)社の製品を着用。従業員14人の同社が夢のW杯を支えました。決勝トーナメント1回戦ブラジル戦(6月29日)では、SVOLMEのスパイクが確認されています。
ロナルド、サラー、モドリッチらベテランも個性派
ポルトガルのクリスティアーノ・ロナルドはグループリーグK組ウズベキスタン戦(6月23日)で、国旗をあしらったデザインと「CR7」の文字が入ったスパイクを着用。エジプトのモハメド・サラーは決勝トーナメント2回戦アルゼンチン戦(7月7日)で、鮮やかなオレンジを基調としたモデルを履いていました。クロアチアのルカ・モドリッチはグループリーグL組イングランド戦(6月17日)と決勝トーナメント1回戦ポルトガル戦(7月2日)で異なるスパイクを着用しており、試合ごとに変えるこだわりがうかがえます。
ネイマール、ビニシウスらブラジル勢も多彩
ブラジルのネイマールは決勝トーナメント2回戦ノルウェー戦(7月5日)で、蛍光イエローとブラックの派手なスパイクを着用。同じ試合でビニシウスも個性的なモデルを履いていました。決勝トーナメント1回戦日本戦(6月29日)では、ブラジルのカゼミロとクニャのスパイクも撮影されています。
スペインのヤマル、ペドリ、イングランド勢も注目
スペインのラミン・ヤマルは決勝トーナメント2回戦ポルトガル戦(7月6日)で、ピンクとホワイトのスパイクを着用。同試合でペドリも異なるモデルを履いていました。イングランドのハリー・ケーンはグループリーグL組クロアチア戦(6月17日)と準々決勝ノルウェー戦(7月11日)で、異なるカラーのスパイクを着用。同じ準々決勝でベリンガムも撮影されています。
オランダのファンダイク、中村敬斗、久保建英ら
オランダのフィルジル・ファンダイクはグループリーグF組日本戦(6月14日)で、オレンジを基調としたスパイクを着用。同じ試合で日本代表の中村敬斗と久保建英のスパイクも撮影されました。
ポルトガルのネト、かかと部分を大胆カット
ポルトガルのペドロ・ネトは決勝トーナメント2回戦スペイン戦(7月6日)で、かかとの部分が大きく切り取られた特殊なスパイクを着用。軽量化やフィット感を追求した独自のカスタマイズとみられます。
ピンクのスパイクが多い理由
今大会はピンク色のスパイクが目立ちます。これはメーカーがピンクをトレンドカラーとして推していることや、選手が個性を表現する手段として採用していることが背景にあるとみられます。実際、エムバペ、ヤマル、デンベレら多くの選手がピンク系のスパイクを履いていました。



