ソフトバンクは16日、オリックスに延長十回の末4-0で勝利し、今季最長を更新する8連勝で優勝へのマジックナンバーを「2」とした。早ければ17日に3年連続のリーグ制覇が決まる。日本ハムの優勝の可能性は消滅した。
延長十回に栗原が均衡を破る
両チーム無得点の十回、近藤、柳田が四球を選んで無死一、二塁の好機を作ると、4番栗原陵矢が低めの落ちる球に食らいつき、体勢を崩されながらも中前へ運ぶ先制の適時打を放った。流れに乗ったチームはさらに柳町の適時打などで3点を奪い、突き放した。
試合は序盤から両チームが何度も好機を作りながら攻め手を欠く展開だった。ソフトバンクはバントや守備のミスを犯しながらも、投手陣の粘りで延長戦にもつれ込ませた。
主砲は「僕の責任」と反省
栗原は今季、4番として本塁打と打点のリーグ2冠を走る。長谷川打撃兼スキルコーチは「結果に左右されず、準備をしっかりルーチン化できつつある」と成長ぶりを評価する。
だが、試合後の栗原の表情は硬かった。「前半に僕が打っていればという展開。点が取れていないのは僕の責任」。八回には守備で失策もあり、手放しでは喜ばなかった。小久保監督は「最初の1点が遠かったが、クリ(栗原)がよく打った。(マジックが2となり)僕らは僕らのやることをやるだけ」と話した。
すぐそこにリーグの頂点が迫る中、主砲にわずかな油断は見られない。



