左ひざの炎症や右上腕の違和感などを抱えながらプレーを続けているドジャースの大谷翔平が、今季は投手を断念する意向を明らかにした。
今季残りは打者に集中
7日、大リーグ公式サイトが「今季残りは打者に集中し、投手として登板はしない見通し」と伝えた。5試合ぶりに打者で出場したレッズ戦後に状況を説明したという。レッズ戦は3打数無安打1四球、2三振だった。
今季の投手成績と故障の経緯
大谷は今季、エンゼルスに所属した2023年以来の「投打の二刀流」で開幕。投手として14試合に先発登板し85回2/3を投げて8勝2敗、防御率1.79、95奪三振をマークしている。
開幕から順調に登板を重ねてきたが、現地時間6月10日のパイレーツ戦で先発登板した際、左ひざの違和感を理由に降板。その後3試合に登板したが、7月3日のパドレス戦を最後にマウンドには上がっていない。
前半戦終了後には、ひざの関節の動きがなめらかになるよう、潤滑剤のようなものを注射で患部に打ったが、思うように回復できなかったようだ。
打撃への影響とチーム状況
一方でロバーツ監督ら首脳陣は、打撃には支障はないとして指名打者(DH)として起用を続けていた。しかし、8月中旬からは速球に振り遅れる場面が目立ち、けがの影響が見え隠れしていた。
本塁打は8月18日のロッキーズ戦で今季30号を放ったのが最後。ここ13試合は出ておらず、この期間は49打数6安打(打率は1割2分2厘)、21三振を喫している。
チームはレギュラーシーズン18試合を残し、87勝57敗でナ・リーグ西地区首位を独走中(7日現在)。地区優勝は確実視されているが、目標に掲げるワールドシリーズ3連覇には大谷の打撃の復調が欠かせない。
打者に専念することで、打撃の調子を上向かせてポストシーズンを迎えたいところだ。



