米大リーグは10日、オハイオ州クリーブランドでア・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第5戦が行われ、村上宗隆の所属するホワイトソックス(中地区2位)は0―2でガーディアンズ(中地区1位)に敗れ、2勝3敗で敗退した。4番一塁で出場した村上は4打数無安打、4三振。21年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出はならなかった。
痛恨の空振り三振
ホワイトソックスの選手たちは、歓喜に染まるグラウンドをベンチから見つめるしかなかった。地区シリーズ突破に王手をかけてから3連敗で、村上のメジャー1年目が終わった。
五回まで無安打に抑え込まれた打線は、六回に四死球や安打で二死満塁の好機を作った。打席に村上が入り、相手は左腕サブロウスキーにスイッチ。真っすぐが続いた勝負で主砲は痛恨の空振り三振に倒れ、天を仰いだ。チームは9回で終了した試合ではポストシーズン記録となる計21三振とねじ伏せられた。
村上のコメントと来季への展望
試合後のクラブハウス。笑顔で仲間と健闘をたたえ合った村上は、「負けて終わったことも来年につながる」と前を向いた。「何より、(本拠地の)シカゴでポストシーズンの試合ができて本当にうれしかった。ホワイトソックスに来て幸せだった」と語った。
頂点への道のりは途絶えたが、昨季まで3年連続でシーズン100敗以上を喫したチームが起こした旋風は色あせない。今季35本塁打をマークし、地区シリーズでも強烈な一発を放った村上は、間違いなくその中心にいた。