第79回秋季四国地区高校野球大会県予選は10日、高知市の県立春野球場で準決勝2試合が行われた。明徳義塾と高知が11日午後0時半から同球場での決勝に進み、四国大会への出場を決めた。敗れた高知小津と高知商は同大会への切符をかけ、同日午前10時から行われる3位決定戦で対決する。
明徳義塾が8-3で高知小津を下す
明徳義塾は一回、宮崎の左犠飛に続き、成の適時二塁打で2点を先取し、その後も小刻みに加点した。六回途中から救援した藤本は九回まで無失点に抑え、高知小津の反撃を振り切った。高知小津は川添の2打席連続の適時打などで3点を返したものの、投手陣が踏ん張れなかった。
明徳義塾・後藤選手が直球狙いの適時打
明徳義塾の主砲・後藤が四回二死一、三塁の好機に、中堅方向に適時打を放ち突き放した。右飛に倒れた前打席は「変化球に合わせてしまった」と反省し、「シャープなスイング」を心がけて直球を狙い打った。先制点を挙げた直後の一回に「後ろには良い打者がいるのでつないでいこう」と四球を選び、その後追加点の本塁を踏んだ。「ボール球を振らないことを強く意識している」といい、この日は3四死球を含む4度の出塁で勝利に貢献した。
四国大会に向け、「一戦一戦が大事。チャンスの時は必ず走者をかえす」と誓い、馬淵史郎監督は「一番長打が期待できる選手。甘い球を見極められるようになってほしい」と話した。
高知が9-4で高知商を退ける
高知は二回二死一、二塁で、門田が中前に運び先制。三回は吉村と藤本の適時打など5安打を固めて4点を奪った。1点差まで詰め寄られた八回には敵失を足がかりに4点を加え、高知商を突き放した。高知商は五回、白石の適時二塁打、七回は西川の適時打などで1点差まで追い上げたが、力尽きた。
初スタメンの藤本選手が3安打3打点
高知は今大会初のスタメン出場を勝ち取った藤本が3安打3打点の活躍で勝利に貢献した。試合前にスタメンでの出場が伝えられると、「絶対に結果を残して、勝利に貢献する」と誓った。試合では、3点リードの場面で迎えた三回一死二、三塁の好機に、変化球にバットをうまく合わせ2点適時二塁打となった。その後の打席でも適時打を含む2安打を放った。浜口佳久監督は「コツコツ頑張る選手で、キーマンになると思って起用したら、期待以上の活躍をしてくれた」とたたえた。