「トランシーバーはどうなんだ?」日村は尋ねた。「あれを持っていれば、話ができるじゃないか」
「トランシーバーに、送信機と受信機が組み込まれているんです」
「そうなのか……」
「その会話の内容は二人だけでなく、受信機を持ってれば誰でも聞けるということになります。だから、電波法では傍受した内容を洩らしてはいけないということになっています」
「ボウジュ?」
「他人同士の通信を受信することです」
阿岐本が尋ねた。「警察無線を誰でも聞けたらまずいんじゃねえのか?」
「だから、スクランブルをかけています。一般人が傍受しても内容が聞き取れない仕組みです」
「ふうん」
トランシーバーの仕組みと電波法のルール
日村はトランシーバーについて、送信機と受信機が組み込まれている点を説明した。会話の内容は、受信機を持っている人なら誰でも聞くことができるため、電波法では傍受した内容を漏らしてはいけないと定められている。
警察無線のスクランブル
阿岐本が警察無線を誰でも聞けたら問題ではないかと尋ねると、スクランブルをかけており、一般人が傍受しても内容が聞き取れない仕組みだと説明された。