松井秀喜新監督に王貞治氏「松井カラー通して」、原辰徳氏「待望」、阪神藤川監督「ゴジラ様襲来」
松井新監督に王貞治氏「松井カラー通して」 原氏「待望」

巨人の新監督に松井秀喜氏が就任したことを受け、歴代の監督や他球団の指揮官、現役選手から期待と歓迎の声が相次いだ。

王貞治氏「松井カラー通して」 原辰徳氏「待望」

ソフトバンクの王貞治球団会長は「巨人にしてもファンにしても待ちに待ったこと」と述べ、「結果を求められるのは覚悟の上で引き受けたと思うので、松井カラーというか、思い切って自分の意思を通してほしい」とエールを送った。

一方で「結局頑張るのは選手。松井監督誕生によって選手たちがしっかりしなきゃっていう気持ちになってもらわないと」とナインに奮起を求め、「新しいスタートの年ということで、みんながその気になってやってほしい」と激励した。

現役時代の松井氏が巨人で最後のシーズンを過ごした2002年に監督1年目だった原辰徳氏は「俺の中では待望。ジャイアンツのOBで素晴らしい実績を持った人が監督として戻ってきてくれた」と喜んだ。卓越した打撃力を発揮した松井氏が指揮を執るだけに「やっぱり自分(松井氏)みたいな選手を育てたいと思っているだろう。選手たちもいい刺激をもらって、大いに強いジャイアンツを作ってもらいたい」と期待を込めた。

他球団監督も歓迎

ライバルとして顔を合わせる他球団の指揮官からも、松井新監督就任を歓迎する反応が相次いだ。

今季は巨人との接戦を制し、セ・リーグ2連覇を果たした阪神の藤川監督は「松井さんという立ち向かう相手ができたのは非常に楽しみ。ニューヨークから東京に、ゴジラ様襲来ですね」と対戦を心待ちにした。

ソフトバンクを3度のリーグ優勝と5度の日本一に導き、来季からは中日を率いる工藤監督は「ジャイアンツで一緒にプレーした方と、同じ(セ・リーグ)1年目の監督として対戦できることは非常にうれしい。彼のような人が監督になることが、野球界のためでもある。彼の決断に敬意を表したい」と受け止めた。

巨人ナインからも喜びの声

川崎市のジャイアンツ球場で練習する巨人ナインからも喜びの声が上がった。

移籍1年目の松本は「(ファンの)皆さんと同じように、いつかは監督をやられるのかなと思っていたけど、びっくり」と驚いた。幼少期から大ファンで、小学生時代は埼玉県の自宅から年間20試合近く東京ドームに通った。「一発で流れを変え、試合を決められる本当のスーパースター」と目を輝かせ、「このタイミングで巨人に所属できているのは、すごくうれしいこと」と相好を崩した。

春季キャンプで臨時コーチを務めた際に助言を受けた中山は「優しくて、快く色んなことを教えてくださった」と振り返り、「聞きたいことは山ほどある。積極的にいきたい」。今季10勝を挙げた井上も「偉大な打者。どういう投手が嫌か、自分を見てどういう打撃をしてくるかといった打者目線のことを聞きたい」と期待に胸を膨らませた。