松井秀喜新監督に川口和久氏がエール「グッドラックと伝えたい」
松井秀喜新監督に川口和久氏がエール「グッドラックと伝えたい」

プロ野球・読売巨人軍の来季監督に就任する松井秀喜さんの元チームメート、川口和久さんは「うれしい限り。一緒に戦った人間として能力の高さは知っているので期待している。本人には『グッドラックと伝えたい』」とエールを送った。

現役時代の松井氏の印象

川口さんは鳥取市出身。1981~98年にプロ野球の広島、巨人で投手として活躍した。松井さんと一緒にプレーし、96年にはリーグ優勝して胴上げ投手となった。最大11・5ゲーム差をひっくり返してのセ・リーグ制覇は「メークドラマ」という流行語になった。

川口さんは現役引退後、2021年秋に故郷の鳥取市に家族でUターンし、コメ作りをしている。鳥取県から「スポーツ特別アドバイザー」を任命され、高校球児の指導にも力を入れ、県のPRにも携わっている。

松井氏への期待と注目点

選手時代の松井さんについて、川口さんは「会話する時は笑顔で笑いながらしゃべるが、試合になると目つきが全く違った。獲物を追う目、目の強さ、目力をすごく感じた」と評価。チームでの存在については、「ジャイアンツの長嶋野球の中で、松井というのは絶対外せない選手。多くを語ることはあまりなかったが、内に闘志を秘めた選手だった」と話した。

記憶に残るのは96年シーズン。「僕は優勝できるとは思っていなかったが、打撃陣が復活し、潮目が変わった」と振り返った。「長嶋監督が松井君を熱心に指導され、それが実った時のチームの強さは印象に残っている。そういうところでは、松井君のチームだった気がする。抑え投手をやっていた自分にとって大きな存在だった」と語った。

監督就任については、「松井君の頭脳と指導力で、頑張ってほしい」と述べた。注目する点として「ベンチの雰囲気を感じ、いい方向にいく『チームワーク』」を挙げ、「松井君がどういうコーチ陣の布陣をひいて、勝ちに持っていけるようなラインナップを考えていくかが、一番重要だと思う」と指摘した。その上で、「メジャーリーグでも経験があるから、松井カラーを出してほしい」と期待を寄せた。