巨人・松井秀喜新監督が就任会見「選手と一緒に成長したい」背番号90に決定
巨人・松井秀喜新監督が就任会見、背番号90に決定

読売巨人軍は23日、球団OBで米大リーグ・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(52)の監督就任を発表した。松井新監督は同日、東京都内のホテルで記者会見に臨み、「指導者の経験はほぼないが、選手と一緒に成長していきたい。ジャイアンツに新たな黄金時代が訪れるよう、ここからスタートしていきたい」と決意を述べた。

今季の巨人と就任要請の経緯

今季の巨人はセ・リーグ2位で2年続けて優勝を逃し、クライマックスシリーズもファーストステージで敗退。シーズン途中に阿部慎之助前監督(47)が辞任し、橋上秀樹監督代行(60)がチームを率いた。

会見に同席した山口寿一球団オーナーは、レギュラーシーズン終了から約1週間後に就任を要請したことを明らかにし、「巨人にとって一つの危機だった年。そこを力強く乗り越え、強い巨人にしていくには松井監督にお願いするしかないと思った」と説明した。

24年ぶりの復帰と背番号90

2002年以来、24年ぶりの球団復帰となる松井新監督は「今年は惜しくも優勝を逃したが、最後まで精いっぱい戦ったと思う。若い選手が躍動し、今後に大きな期待を抱かせるシーズンで、そのチームをしっかり引き継ぎたい」と強い意欲を口にした。

契約年数は3年で、背番号は昨年6月に死去した長嶋茂雄さんが現役引退後、最初に監督を務めた1975年から80年まで付けた「90」に決まった。松井新監督は「(当時の長嶋さんは)大きな情熱で若い選手たちと向き合ったと思っている。私もその気持ちを継いでいきたい」と述べた。

現役時代の実績と今後の期待

松井新監督は、1993年に石川・星稜高からドラフト1位で巨人に入団。最優秀選手(MVP)3度、本塁打王と打点王それぞれ3度、首位打者1度に輝いた。2003年にフリーエージェント移籍で名門ヤンキースの一員となり、09年のワールドシリーズでは日本人初のMVPを獲得。13年には巨人入団時の監督だった長嶋さんとともに国民栄誉賞を受賞した。