智弁学園・杉本投手が巨人から4位指名、奈良大付の新城投手らも
智弁学園・杉本投手が巨人4位、奈良勢3選手に指名

22日のプロ野球ドラフト会議で、奈良県内の高校・大学からプロ志望届を提出していた4選手のうち、3選手が各球団からの指名を受けた。指名選手らは入団交渉を経て、プロへの第一歩を踏み出すことになる。

智弁学園・杉本投手、巨人から4位指名「1軍定着し20勝を」

今春の全国選抜高校野球大会(センバツ)で準優勝し、U18(18歳以下)の日本代表にも選ばれた智弁学園高(五條市)のエース左腕・杉本真滉(まひろ)投手(18)=兵庫県明石市出身=は巨人から4位指名を受けた。指名後の記者会見で、「1年目から1軍に定着し、20勝をしたい。ファンを喜ばせる選手になりたい」とプロ野球選手としての意気込みを語った。

身長177センチの杉本投手は1年夏からベンチ入りし、最高球速149キロの直球だけでなく、切れのあるスライダーなどの変化球が武器。今春のセンバツでは決勝に進んだが、夏の県大会では3回戦・奈良大付戦で足がつるアクシデントもあり、乱打戦の末に敗れた。この日、巨人の4位指名を聞くと「ほっとした」と話し、笑顔を見せた。

目標とする選手として、智弁学園出身の阪神のエース・村上頌樹(しょうき)投手(28)らの名前を挙げ「先輩らを追い越せる投手になりたいし、どんな打者も抑える気を見せたい」と負けん気をのぞかせた。会見に同席した小坂将商(まさあき)監督の指導によって「人間性が一番成長できた」と感謝。「今まで支えてくれた」という両親に対しては、今後の活躍で恩返しをすると誓った。

奈良大付・新城投手はロッテ5位「日本一のピッチャーに」

今年夏の高校野球県大会で準優勝した奈良大付高(奈良市)のエース・新城楓雅(ふうが)投手(18)=大阪府大東市出身=は、ロッテから5位指名を受けた。同校で会見した新城投手は「目標の石垣元気投手がいるロッテに指名されてうれしい。謙虚さを忘れず、1軍で活躍できる日本一のピッチャーになりたい」と夢だったプロ野球選手としての意気込みを語った。

新城投手は身長約190センチで、最高球速150キロと将来性が期待されるプロ注目の逸材。7月の県大会決勝で天理高に敗れた後、プロ志望の意向を示し「打たれない投手になりたい」と飛躍を誓っていた。

同校でドラフトの様子を見守った父の拓也さん(39)は「とてもうれしい。支えてもらった友達や指導者への感謝の気持ちを忘れず、活躍してもらえたら」と顔をほころばせた。

天理大・的場投手は阪神から5位指名

県内の大学からプロ志望届を提出した2選手のうち、天理大(天理市)のエース・的場吏玖(りく)投手(21)=大阪府寝屋川市出身、大阪電通大高卒=が阪神から5位指名を受けた。奈良学園大(奈良市)の近藤拓海投手(22)=兵庫県伊丹市出身、履正社高卒=は指名がなかった。