プロ野球のドラフト会議は22日、東京都内で行われ、巨人が育成ドラフトで川崎市の中学3年生、関蓮太郎捕手(14)を指名した。育成選手としては史上最年少となる異例の指名となった。
中学生もドラフト対象に
プロ野球の野球協約では、中学生も「新人選手」としてドラフト会議の対象となる。これまでの最年少は2004年、米国の高校を休学中に阪神タイガースから8巡目で指名された当時15歳の投手、辻本賢人さんだった。
関捕手は今年、三つの全国大会で準優勝した巨人の中学硬式野球チーム「ジャイアンツU15ジュニアユース」で主将を務めた右打ちの主砲。今秋、15歳以下のワールドカップでも日本の4番を任され、開催国メキシコを破った3位決定戦で2ランを放つなど活躍した。
1期生として入団、成長遂げる
24年4月、中学1年生だけで発足した巨人U15に1期生として入団した。発育に合わせたトレーニングや栄養指導で1メートル79、82キロという体つきに成長。練習の理由や目的を考え、自主性を養う環境で技術だけでなく、精神面も磨いた。
巨人から「素晴らしい素材で将来性を高く評価した」(榑松スカウトディレクター)と指名され、球団を通じて「巨人軍のユニホームを着てきたので、うれしい気持ち。ただ、よく分からないことも多いので、家族と相談して今後のことを考えていきたい」とコメントした。
入団時のプラン
球団関係者によると、入団が決まった場合、来春から全日制の高校に自宅から通い、学業との両立を図る。平日は夕方からファーム施設で練習し、週末や祝日は当面、三軍の練習に参加する見込み。