バレーボールSVリーグ男子第1節(24日、Asueアリーナ大阪)で、昨季準優勝のサントリーがホームでの今季初戦を3-1でV北海道に勝利した。9月に同性愛者(ゲイ)であることを公表した高橋塁選手(26)は、第1、第3セットにリリーフサーバーとして出場し、声援を送ってくれるファンに感謝した。
「いいスタート切れた」と手応え
試合後、高橋選手は「本当に多くの方々に応援を頂き、昨シーズンと同じぐらいの声量を頂いた。3セット目にいいサーブも打てたので、非常にいいスタートを切れたんじゃないかなと思います」と振り返った。
第3セットではサーブによってはセットを落とす可能性もあったが、「ああいう場面を今までも何回もトライしてやってきました。ああいった場面の方が自分的には燃えます。1セット目にしっかりサーブを入れることができていたので、そのいい流れで打つことができました」と語った。
弟・藍選手の不在を実感
弟の藍選手が海外に移籍し、昨季までと違うチームになったことについては、「きょう開幕戦で藍がいないなっていうことはわかっていたんですけど、実感したっていうのはあります」とコメント。具体的には「きょう、いつも朝ご飯を食べているメンツがいるんですけど、その輪の中に藍がいなかったんで『あ、いないな』っていうのは実感しました」と明かした。
寂しさについては「それはありましたね。藍自身の海外での挑戦といったところがあるので、そこは全力で応援しながら、お互い離れていてもやることは変わらず、兄弟でバレー界を盛り上げられたらなと思っています」と語った。
変わらぬファンの声援に応えたい
会場の雰囲気については「思っている以上の声量的なところといいますか、僕自身も自分のことを公表させて頂いて、そこから応援してくださるファンの方っていうのは本当に誰1人離れていってないな、っていううれしさはありました。そこのファンの方々から頂いた声援に、本当に僕自身が応えるように頑張っていきたいなと思っています」と感謝を述べた。
リリーフサーバーに立った時も「塁コールっていうのは、昨シーズンからも本当にたくさんの声援を頂いているので、そこは、あの声援があるからこそサーブ一本、集中して打つことができているのかなと思います」と話した。
公表前後でのコートに立つ気持ちの変化については「意外と不安も大きかったので、また変わってしまう部分っていうのがあるのかなっていうのは、非常に思っていた部分ではあったんですけど、本当にいい意味で何も変わらずに、ただ藍がいなくなっただけというようなぐらいで。本当にチームメート、ファンの方々、家族含め、みんなが全力でサポートしてくださっているので、これからもバレーボールに全力で取り組みたいなと思います」と語った。