SVリーグ女子がバンコクで開幕、タイのファン熱狂「想像以上にいい試合」
SVリーグ女子がバンコクで開幕、タイのファン熱狂

【バンコク=米山理紗、細田一歩】バレーボール・大同生命SVリーグで初の海外での公式戦となる女子の開幕戦が10日、バンコクで行われた。昨季女王のSAGA久光スプリングスとアリーザ愛知が対戦し、観衆から熱い声援が送られた。

国際戦略の一環でタイ開催

同リーグは世界最高峰を目指して2024~25年シーズンに新設された。国際戦略でアジアを重要市場と位置づけており、3季目の今季、バレーボール人気の高いタイでの公式戦開催に踏み切った。

試合は、SAGA久光スプリングスが第1セットを落としたものの、その後に3セットを連取して3―1で開幕戦勝利を挙げた。

現地ファンの反応

バンコク近郊から家族で訪れた公務員ヌルアイニー・ダオさん(24)は「日本のバレーボールはよく知らないまま来たが、激しく競り合う展開で想像以上にいい試合だった。また試合があれば見に来たい」と笑顔を見せた。

日本文化をSNSなどで紹介しているというサンティティ・プリヤプランさん(22)は「会場で試合を見たのは初めて。どちらのチームも素晴らしいプレーだった。日本人選手は気迫に満ちていて熱い闘志を感じた」と感心していた。

今後の課題と展望

今回は、バンコクで9月の大雨による冠水などの被害が広がり、集客に苦戦した面もある。リーグは課題を洗い出し、来年1月の男子公式戦や来季以降の試合開催に生かす考えで、大河正明チェアマンは「中長期的な視点で応援してもらえる仕組みを作りたい」と意気込みを語った。