サッカーのワールドカップ北中米大会は19日(日本時間20日午前4時)に決勝が行われる。大会104試合目で対戦するのは、2010年南アフリカ大会での初優勝以来、4大会ぶり2度目の優勝をめざすスペインと、4年前のカタール大会からの連覇と4度目の制覇を狙うアルゼンチンだ。
魅力的な顔合わせ
どちらも2年前の欧州、南米それぞれの大陸選手権で優勝している実力国。ともに選手層が厚く、戦力も充実しており、高いレベルの接戦が予想される。
スペインは準決勝で好調のフランスを圧倒して勝ち上がった。世界的にサッカーの均質化が進む中で、ショートパスを駆使して常にボールを保持して主導権を握る独自のスタイルを維持する。
準決勝でもボールを支配。奪われれば、瞬時に相手ボールにプレッシャーをかけて、パスの出どころを封じた。前線のエムバペら強力FW陣への供給源を断ったことで、フランスの持ち味を消すことに成功。完璧な試合運びだった。
スペインの哲学とアルゼンチンの変幻自在
スペインが一貫した哲学と攻撃的なサッカーで臨む一方、アルゼンチンはリオネル・メッシを中心に、状況に応じて戦術を変える変幻自在のスタイルが持ち味。準決勝ではイングランドを破り、メッシがガッツポーズを見せた。
決勝の鍵を握るのは中盤の攻防だ。スペインのパスワークに対し、アルゼンチンがどうプレッシャーをかけるかが注目される。また、17歳のラミン・ヤマルと37歳のメッシの対決も見逃せない。



