テニスのウィンブルドン選手権は11日、女子シングルス決勝が行われ、大会第9シードのリンダ・ノスコバ(チェコ、21歳)が第10シードのカロリーナ・ムホバ(チェコ)を6-2、5-7、6-3で破り、四大大会(グランドスラム)初優勝を果たした。試合はセンターコートで行われ、ノスコバは第2セットで5度のマッチポイントを逃し涙を流す場面もあったが、最終セットで立ち直り勝利を収めた。
試合展開:第1セット圧倒、第2セットで逆転許す
ノスコバは第1セットを6-2で奪い、優位に試合を進めた。第2セットでは5-2とリードし、5度のマッチポイントを握ったが、ムホバの粘りに遭いすべてを逃した。その直後、ノスコバはコート上で涙を流し崩れ落ちたが、その後冷静さを取り戻しタイブレークにもつれ込むことなく5-7でセットを落とした。
最終セットで立て直し、初タイトル
第3セットではノスコバが再び集中力を高め、6-3で制した。試合時間は2時間18分。優勝が決まった瞬間、ノスコバは両手を挙げて喜びを爆発させた。この勝利で、ノスコバは15年ぶりの最年少ウィンブルドン女王となった。前回21歳で優勝したのは2011年のペトラ・クビトバ(チェコ)で、ノスコバはクビトバの優勝に触発されてテニスを始めたという。
チェコ勢のウィンブルドン支配
女子シングルスでチェコ勢がウィンブルドンを制するのは、2023年のマルケタ・ボンドロウソバ、2024年のバルボラ・クレイチコバに続き、過去4年間で3度目となる。ノスコバは「信じられない。夢が叶った。第2セットで感情的になったが、チームのサポートで立ち直れた」と試合後に語った。



