欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は、批判を浴びている国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長について、辞任するか、対立候補との会長選に直面しなければならないと述べた。一方で、自身がインファンティーノ氏の後任に就くことには「興味」がないとしている。
インファンティーノ氏への圧力高まる
インファンティーノ氏は、ワールドカップを含むFIFA主催大会への民間投資を確保しようとし、その後計画を撤回したものの、辞任への圧力が高まっている。UEFAはFIFA主催大会をボイコットする可能性を示唆しており、他大陸連盟や各国連盟もインファンティーノ氏への支持を撤回している。
チェフェリン氏が後任就任を否定
チェフェリン氏は、24日配信のポッドキャスト番組「The Rest is Politics」で、インファンティーノ氏の後任に名乗りを上げる可能性を打ち消した。
「理由は二つ。一つは、私がUEFAを愛しており、ここでの仕事が好きだからだ。そしてある時点において、人生を少し楽しむ時間も必要だと考えている。そして二つ目の理由は、私がそのポストに興味を示さない方が、私自身の信用がはるかに高くなるからだ」と述べた。
来年3月のFIFA総会で会長選
かつては盤石だったインファンティーノ氏の立場は今や危うくなっているとチェフェリン氏はみており、同氏が来年3月にモロッコで開催される次回のFIFA総会での会長選で再選を目指すのであれば、辞任するか、出馬してきた対立候補と対決することになると予測している。
「選択肢は二つ。一つは、彼(インファンティーノ氏)が自らへの支持がないと気付くことだ。それは単に投票権を持つ者たちの政治的支持だけでなく、サッカー界の支持、ファンからの支持、そして選手や元選手、監督たちからの支持がないということだ。そしてもう一つの選択肢は、彼が3月の会長選に臨むことだが、その場合は対立候補が立つことになるだろう。それが誰になるかはまだ分からない」と語った。
FIFA会長選では、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)のビクター・モンタリアーニ会長や、アジア・サッカー連盟(AFC)のサルマン・アル・ハリファ会長の2人が、対抗馬と目されている。



