佐賀県鳥栖市の夏を代表する伝統行事「鳥栖山笠」が18日、市中心部で幕を開けた。法被に締め込み姿の男衆たちが、華やかな飾りを載せた6基の山車を力強く引いて練り歩き、沿道の観客を魅了した。19日までの2日間開催される。
1928年から続く伝統、博多祇園山笠に由来
鳥栖山笠は、福岡市の博多祇園山笠を模して1928年に始まった歴史ある行事。今年で98回目を迎える。最大の見せ場は「総がぶり」と呼ばれる演目で、商店街の通りに6基すべての山車が勢ぞろいし、男衆が力水を浴びながら一斉に山車を激しく揺らす。その迫力ある光景に、集まった観客からは大きな歓声と拍手が送られた。
子ども用の小型山車も登場、家族連れでにぎわう
行事には、子どもが引く小型の山車2基も登場。保護者たちは「かわいい」と声を上げながら、カメラのシャッターを切る姿が目立った。観光客や地元住民が一体となり、夏のひとときを楽しんだ。
19日もJR鳥栖駅近くで総がぶりを予定
19日は午前10時に山車が鳥栖八坂神社を出発。同10時半ごろにはJR鳥栖駅近くの商店街で再び総がぶりが行われる予定で、主催者は多くの来場を呼びかけている。



