将棋のトップ棋士6人が同時に子どもたちを相手に指導対局するイベントが23日、あわら市の温泉旅館「清風荘」で開かれた。会場には将棋盤がずらりと並び、県内外から集まった小中高生76人がプロに挑んだ。
竜王戦開催を機に企画
同市では2024年と25年に竜王戦七番勝負第2局が開催された。いずれも藤井聡太竜王に挑戦した佐々木勇気八段や、24年に清風荘で大盤解説を務めた渡辺明九段らが企画した。
棋士たちはそれぞれ参加者の将棋盤を回り、一手を指した。時折、「良い手ですね」「金はなるべく最後に使う」などと声をかけた。
子どもたちの感想
富山市から訪れた小学4年の男子児童(10)は「自分の将棋に何が足りていないかわかってうれしかった」、双子の弟(10)は「渡辺九段らと指すのは緊張したが、楽しかった」と喜んでいた。
棋士の手応え
佐々木八段は「初めての経験だったが、子どもたちも一生懸命考えてやってくれた」と語り、渡辺九段は「みんな予想よりも強かった。将棋を楽しむきっかけになれば」と話していた。



