1964年の東京五輪から3大会連続で男子マラソンに出場し、68年メキシコ五輪で銀メダルに輝いた北九州市在住の君原健二さん(85)が、銀メダルを含むマラソン関連資料357点を市に寄贈し、市役所で記念展示されている。
寄贈された資料と経緯
寄贈したのは、銀メダルを始め、東京五輪の開会式で着た正装、君原さんが同五輪陸上選手団メンバーに頼んでサインしてもらったスカーフ、長年の練習日記など。高齢を迎えていることなどから、昨年市に寄贈の意向を伝えたという。
市長が感謝状を贈呈
3日に市役所で式典が開かれ、武内和久市長が「数々の品は不屈の精神を表す市の至宝だ」とたたえ、君原さんに感謝状を贈った。君原さんは「自分は夢も希望も持てない子どもだったが五輪選手になることができた。(資料を見て)五輪を目指す選手が出てくれればうれしい」と語った。
今後の展示予定
市役所での記念展示は17日まで。29日から来年1月17日までは市立いのちのたび博物館(八幡東区)で企画展を開く。以降も同館で一部資料の常設展示を検討している。



