アジア・アジアパラ大会2026の女子サッカー準決勝で、日本(なでしこジャパン)は韓国に2―0で快勝し、6大会連続の決勝進出を決めた。FW神谷千菜(広島)が2得点を挙げ、チームを3連覇へ導く勝利に貢献した。
神谷の2得点で快勝
試合は序盤から日本が前線でボールを収め、攻撃のリズムを作る展開となった。54分、右サイドの低い位置からのクロスに神谷が頭で飛び込み先制。相手GKとの接触も恐れない果敢なゴールだった。63分には相手のバックパスミスを捉え、強烈なミドルシュートをゴールにたたき込んだ。
神谷はこの2得点で今大会5試合連続ゴールとなり、好調ぶりを示した。試合後は「2得点とも自分が取ったというより、チーム全員で取った」と控えめに振り返った。
苦難を乗り越えたストライカー
神谷は2024年、日テレ・東京Vに加入してから1年足らずで自ら退団を申し出ていた。「(名門の)ベレーザは他とは違って特殊な場所。自信のなさから、自分らしいプレーを出せなかった」と当時を振り返る。短期間サッカーから離れた後、なでしこリーグの伊賀FCくノ一三重で再起を誓い、相手に体をぶつけて主導権を握るポストプレーを身につけた。
昨季途中に広島でWEリーグに復帰し、今大会でフル代表デビューを果たした。25歳の神谷は「どれだけ突き抜けられるかが課題。決勝戦でしっかりと違いを見せたい」と意気込みを語った。
決勝は北朝鮮と対戦
3連覇を目指す日本は、10月2日の決勝で北朝鮮と対戦する。韓国戦で存在感を示した神谷の活躍に注目が集まる。