アジア・アジアパラ大会2026の体操団体総合決勝が行われ、日本は男女とも銀メダルを獲得した。男子は計253.826点で3大会連続の銀。中国が3連覇を果たした。女子も計165.362点で銀メダル。中国が14連覇を達成した。
女子は中国に1.1点差まで猛追
女子は予選1位で決勝に進んだが、悲願の団体総合優勝には届かなかった。それでも、アジア大会で負けなしの中国に1.1点差まで詰め寄った。第1種目の跳馬では杉原愛子が14.066点を稼ぐ好発進を見せたが、段違い平行棒で逆転を許した。第3種目の平均台で1番手が落下するも、中村遥香が流れを断ち切った。最終種目のゆかでは中国を1.933点上回る猛追を見せた。
村上茉愛・女子強化本部長は「(6月の)アジア選手権では(中国に)5点差くらいつけられたのが、食らいついて約1点差にまできた。いい試合だった」と評価した。
男子はミスに泣き、中国に及ばず
男子は約1か月後に世界選手権(オランダ)を控える橋本大輝と岡慎之助の両エースを投入。2014年仁川大会以来の王座を目指したが、中国に及ばなかった。
岡はミスが続き、「悔しい結果だし、自分の演技をやり切れなかった悔しさもある」と肩を落とした。第2種目のあん馬では、予定していたメンバーが本調子でないため急きょ起用され、腰痛の影響で練習不足の中、高難度の技で落下した。最終種目の鉄棒でも再び失敗。中国のエース・張博恒はミスを避けるため演技を簡略化し、逃げ切った。
パリ五輪では、中国が鉄棒で大崩れし日本が逆転優勝したが、今回は逆の結果となった。橋本は「やれることさえやれば、世界一になれる」と語り、世界選手権での雪辱を見据える。



