アジアパラバドミントン今井大湧選手が銅メダル、ロスへ決意新た
アジアパラバドミントン今井大湧選手が銅メダル

愛知・名古屋アジアパラ競技大会(読売新聞社協賧)のバドミントンが22日、一宮市で行われ、男子シングルス上肢障害SU5の準決勝に愛知県津島市出身の今井大湧選手(28)(ダイハツ)が登場した。今井選手は台湾の選手に0―2で敗れ、銅メダルを獲得した。

粘りを見せるも及ばず

生まれつき右腕の前腕から先がない今井選手は、ラケットを左手で握る。17日の初戦から準々決勝までの3試合すべてでストレート勝ちを収め、銅メダル以上が確定した状況で準決勝戦に臨んだ。

しかし、第1ゲームでは積極的に攻め込んでくる相手への対応に苦しんだ。時折、持ち味の強いショットを繰り出して粘ったが、及ばなかった。第2ゲームでは、開始直後はリードしたが逆転され、その後も点差を広げられていった。

声援に感謝、ロスへの決意

試合後、「地元開催の大会なので1秒でも長くコートにいて、金メダルを応援してくれる人たちに見せたかったが、相手が上手で、気持ちよくプレーさせてしまった」と悔しさをにじませた。

試合中は、観客席から「大湧、ガンバ!」「まだまだこれから」などの声援が響いた。「試合中、苦しい時も何度かあったが、声援が本当に力になった。今までで最高のパフォーマンスができたと思う」と感謝した。

そのうえで「試合の主導権を握ることができるようゼロからのスタートの気持ちで練習して、(2028年の)ロサンゼルスでのパラリンピックに向かっていきたい」と気持ちを切り替えていた。