阪神が接戦を制し、5カード連続の勝ち越しを決めた。八回に森下の犠飛でリードを奪い、逃げ切った。DeNAは七回に追いつく粘りを見せたが、及ばなかった。
近本が復活の活躍
左手首の骨折から復帰して11試合目の近本が、3安打1打点の活躍。チームも9連戦の最後を勝利で締めくくった。一回に右前打を放ち、相手先発・藤浪の出鼻をくじくと、六回は岩田の変化球を中前へ運び、復帰後初の適時打とした。八回には、交代したばかりのマルセリーノから右翼線への二塁打で出塁。一死後、森下の犠飛で決勝のホームを踏んだ。
元チームメートの藤浪、岩田との対戦にも「試合になったら自分の役割を全うするだけ」と仕事に徹した。「実戦(の間隔)が空くとダメなタイプ」と言いながらも、復帰後、いきなり4試合連続安打。チームもそれに呼応するかのように調子を上げ、球宴までのヤマ場とみられた9連戦を6勝3敗で切り抜けた。
久々のお立ち台で、近本は「帰ってきました」と叫び、大歓声を浴びた。この日の活躍にも満足せず「もっと貢献したい」。離脱していた分、まだまだ暴れ回るつもりだ。
藤川監督「総力戦だと思った」
阪神・藤川監督は「総力戦だと思った。9連戦で選手たちも疲れていると思うけど、みんなで取り切った」と振り返った。
藤浪、甲子園帰還飾れず
DeNAに加入後、初の阪神戦で、初の甲子園のマウンドとなった藤浪は相変わらずの荒れ球が目立った。一回は安打と四球で招いたピンチから、佐藤、大山を連続三振に仕留めるなど要所で粘ったが、ボール先行で球数がかさみ、五回途中までに計5四死球を与え、1失点ながらも降板。「最低でも五回まではと思っていたが、自分の力不足」と振り返った。



