サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会準決勝で、フランス代表はスペインに0-2で完敗した。試合後、失意のフランス代表選手団は、全選手に義務づけられているミックスゾーン(取材エリア)を通らずに引き上げた。国際サッカー連盟(FIFA)の説得にも応じず、そのままバスで帰路についたという。
仏紙記者も驚きの事態
仏紙レキップのジャンニングロ記者は「そんなことは初めて聞いた。まさかここで、優勝への道が終わるとは思っていなかったのだろう」と驚きを隠せなかった。フランス代表は前回大会優勝国であり、連覇への期待がかかっていただけに、そのショックは大きかったとみられる。
試合では、前半22分にPKの判定を巡ってフランス選手が審判に抗議する場面があった。キリアン・エムバペは不要なタックルで警告を受けるなど、フランス選手の焦りが目立った。スペインはその後も追加点を挙げ、2-0で勝利を収めた。
ミックスゾーン拒否の背景
ミックスゾーンは、試合後に選手がメディアの質問に答えるために設けられたエリアで、FIFAの規定で全選手が通過することが義務付けられている。しかし、フランス代表はこの規定を無視し、FIFAスタッフの説得にも耳を貸さなかった。この行動は、W杯の歴史においても異例であり、今後の制裁やルール見直しの議論を呼ぶ可能性がある。
フランス代表は、試合内容だけでなく、試合後の対応でも批判を浴びることとなりそうだ。



