米スタンフォード大学に在籍する佐々木麟太郎内野手(21)が、大リーグのマイアミ・マーリンズへの入団を決意したことが、7月15日に関係者への取材で明らかになった。佐々木は今月行われた大リーグのドラフト会議で、マーリンズから8巡目(全体235位)で指名を受けていた。
ソフトバンクの熱烈な勧誘を断る
一方、昨年10月の日本のプロ野球ドラフト会議では、福岡ソフトバンクホークスが佐々木を1位指名。今月上旬には球団幹部が直接面談し、背番号1を提示するなど、熱意を込めて入団を働きかけていた。しかし、佐々木は日本のプロ野球を経由せず、大リーグ傘下のマイナーリーグから挑戦する道を選んだ。
高校通算140本塁打のスラッガー、米国留学を経て
佐々木は岩手・花巻東高校時代に、高校歴代最多となる140本塁打を放った左打ちのスラッガー。3年時にはプロ志望届を提出せず、「人生の可能性を広げたい」として米国に留学した。米大学野球2年目の今季は54試合にフル出場し、打率2割6分2厘、16本塁打、47打点を記録。持ち味の長打力を発揮した。
金銭面ではソフトバンクが上回るも、夢を優先
大リーグで活躍することが最終目標の佐々木。ソフトバンクに入団していれば、契約金1億円に出来高払い5千万円を加えた最高条件が提示される見込みだった。一方、大リーグのドラフトでは、10巡目まではMLBが契約金の相場を設定しており、全体235位の佐々木の枠は23万9200ドル(約3900万円)。金銭面ではソフトバンクが上回るとみられていたが、佐々木は米国での挑戦を選んだ。
今後の展望
マーリンズは育成に重点を置く球団として知られ、佐々木の成長を長期的に見守る方針とみられる。佐々木はマイナーリーグでの経験を積み、将来的な大リーグ昇格を目指す。



