アジア大会の聖火は、18日に東京・国立競技場で、20日に広島市の平和記念公園の「平和の灯」で採られたそれぞれの火と、名古屋城二之丸広場で22日におこした火を合わせて誕生した。
東京と広島での採火
国立競技場では、陸上男子の桐生祥秀選手が、国内初開催の1958年アジア大会と64年東京五輪で使われた炬火台からトーチで採火。点火棒で受け取り、ランタンに納めた室伏広治・前スポーツ庁長官は「多くの方の思いを大会につなぎ、アジアから集まった選手に力を存分に発揮してほしい」と期待を込めた。
94年に大会が開かれた広島市では、松井一実市長が平和の灯からトーチで採火し、サッカー日本代表の森保一監督が点火棒で受け取り、ランタンに納めた。
名古屋での採火式
この日、名古屋城二之丸広場であった採火式では、女子サッカー元日本代表の澤穂希さんが東京の火を、元女子プロテニス選手の伊達公子さんが広島の火を持って登壇。大会公式アンバサダーの人気ボーイズグループ「INI」の後藤威尊さんが凹面鏡でおこした火と聖火皿で合わせた。
名古屋市の広沢一郎市長は「大会はアジアの連帯と平和を深める意図を持って始まった。名古屋の火を広島、東京の火と合わせる中に、平和への思いをしっかりと込めたい」と語った。



