オリックスがソフトバンクに2-1で競り勝ち、ソフトバンクの連勝は4で止まった。21日の試合で、オリックスは四回に宗の適時打で同点とし、五回に杉沢のソロ本塁打で勝ち越した。先発エスピノーザが7回1失点で3連勝を挙げた。
上沢直之、杉沢に被弾で悔しさ
ソフトバンクの上沢直之は6回2失点と試合は作ったものの、「あそこを何とかしなければいけなかった」と降板後のベンチで顔をゆがめた。悔しがったのは、試合前まで今季1本塁打の杉沢龍に浴びた一発だった。五回2死、杉沢に勝ち越しのソロ本塁打を打たれた。
同点の五回、先頭に二塁打を許したものの、内野の堅い守りにも助けられて若月を遊ゴロ併殺に仕留め、ピンチから一転して走者なし。守りから試合の流れを引き寄せられそうな場面だったが、9番打者に甘くなったフォークボールを右翼テラス席に運ばれた。
正念場の上沢、意地と葛藤
約1か月前、右肘に不安を抱えたまま一軍に戻ってきた上沢は「結果的にぶっ壊れたら、それでいい。結果を残すことのほうが大事」と自らを鼓舞するように強い言葉を発した。大津や前田悠ら後輩たちが芽を伸ばす中で、開幕投手としての意地もあるだろう。
これで4試合連続の6回降板。中盤に球威が落ちたこの日の投球を見れば、本調子ではないのは明らかだ。「それなりには投げられている。粘れるところは粘っていきたい」。培ってきた引き出しを、どう生かすか。正念場だ。
小久保監督「9番にホームランは痛かった」
ソフトバンクの小久保監督は「9番(杉沢)にホームランは痛かった。打線も1点じゃね。こういう日もあります」と振り返った。



