西武・隅田知一郎は四回1死一塁、日本ハム・レイエスに左越え2ランを浴び、がっくりと膝に手をついた。今季初めて五回を投げ切れず、4回7失点(自責点4)で降板した。
「絶対にやってはいけないピッチング」
「チームが大事な時期にこのような投球をしてしまい、本当に申し訳ない。本塁打が多いチームに対して、ランナーをためて打たれるという絶対にやってはいけないピッチングをしてしまった」と隅田。顔は汗でぬれ、光っていた。
近年の酷暑もあいまって、西武にとって夏は正念場だ。本拠ベルーナドームは屋根こそあるものの、ドーム外周に壁がなく、エアコンで冷やせない。昨年は6月半ばまでAクラスで健闘したが、夏場に失速し5位に転落。当時のエース今井達也(アストロズ)が熱中症のような症状で緊急降板したこともあった。
中10日も疲れぬかず
チームは選手の体調管理に腐心する。先発投手には疲れが出る前に休養を与え、隅田は中10日でのマウンドだった。前日に延長十回を戦っただけに、チームトップのイニング数を投げる隅田への期待は「もちろんあった」と西口文也監督は言う。
西武は3位日本ハム、首位ソフトバンクを迎える本拠での計5連戦。暑くとも降り注ぐ声援に応えたい。



