ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、現地時間8月23日に行われたタンパベイ・レイズ戦で、移籍後初となる満塁本塁打を放った。この一打は、チームの連敗を3で止める決勝弾となり、大谷自身もMLB史上初の快挙を達成した。
満塁弾で歴史的記録を樹立
大谷は3回裏、2アウト満塁の場面でレイズの先発投手タイラー・グラスノーから左翼スタンドへ運ぶ満塁本塁打を放った。打球速度は113.8マイル(約183キロ)、飛距離は425フィート(約130メートル)だった。この本塁打で大谷はシーズン40本塁打に到達。さらに、同日の試合で2盗塁を記録し、シーズン25盗塁とし、MLB史上初となる「40本塁打以上、25盗塁以上」を達成した。
「素晴らしい瞬間でした。チームが勝利できて何よりです」と大谷は試合後、コメントした。この満塁弾は、ドジャース移籍後初の満塁本塁打であり、自身のキャリア通算でも3本目の満塁弾となった。
チームの連敗を止める一打
ドジャースはこの試合の前まで3連敗中で、地区首位の座をサンディエゴ・パドレスに脅かされていた。大谷の一振りでチームは息を吹き返し、6-3で勝利。ドジャースは再び地区首位を固めた。監督のデーブ・ロバーツは「彼がやってくれると信じていた。あの場面で満塁弾を打つのは彼しかいない」と絶賛した。
大谷はこの試合で4打数2安打4打点。打率は.312に上昇し、OPSは1.091となった。投手としても今季9勝を挙げており、二刀流での活躍は衰えを知らない。
前人未到の領域へ
大谷の記録的なシーズンはまだ続く。残り30試合以上を残して40本塁打、25盗塁を達成したのはMLB史上初。過去に40本塁打と20盗塁を同時に達成した選手は数人いるが、25盗塁の壁を超えたのは大谷だけだ。このペースなら、シーズン50本塁打、30盗塁も視野に入る。
「数字は意識していない。ただチームの勝利に貢献したい」と大谷は語るが、そのプレーは常に歴史を塗り替えている。次戦以降も、彼の一打一打から目が離せない。



