佐々木麟太郎、マーリンズ入団を正式表明「厳しい世界が待っている」
佐々木麟太郎、マーリンズ入団を表明

米スタンフォード大学に在籍する佐々木麟太郎内野手(21)が19日、地元の岩手県花巻市内で記者会見を開き、マイアミ・マーリンズへの入団を正式に表明した。「私、佐々木麟太郎はこのたび、マイアミ・マーリンズでプレーすることを決断しました」と語り、近日中に渡米して契約を結ぶ予定であることを明らかにした。

ドラフト8巡目指名から米国挑戦へ

佐々木は今月行われた大リーグのドラフト会議で、マーリンズから8巡目(全体235位)で指名を受けていた。一方、昨年10月の日本プロ野球ドラフト会議ではソフトバンクが1位指名。今月上旬には球団幹部と面談し、背番号1を提示されるなど熱意を伝えられていた。

マーリンズとの交渉期限は米東部時間27日午後5時(日本時間28日午前6時)まで。ソフトバンクとの契約締結期限も今月末に迫っており、大学に残留する選択肢もあった中での決断となった。

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金銭面より若いうちからの挑戦

金銭面ではソフトバンクが上回るとみられていたが、佐々木はマーリンズを選んだ理由について「最後の最後まで悩んだが、若い段階からアメリカで挑戦したい気持ちが自分の中で勝った」と説明。苦渋の決断だったとし、ソフトバンクへの感謝を涙ぐみながら話す場面もあった。

佐々木は高校の先輩である菊池雄星(エンゼルス)や大谷翔平(ドジャース)に憧れ、かねて大リーグで活躍することを最終目標と公言していた。すでに2人に大リーグ入りを報告済みで、菊池からは「麟太郎がメジャーに上がってくる時まで自分もメジャーで頑張る」、大谷からは「お互いに頑張りましょう」と連絡があったという。

マイナーからの挑戦、決意新たに

日本のプロ野球を経由せず、大リーグ傘下のマイナーリーグから挑戦する道を選んだ佐々木は、「やっとスタートラインに立った。厳しい世界が待っていると思うが、新たな道の開拓が佐々木麟太郎の指名、宿命だと思っている。アメリカで頑張ってきます」と決意を新たにした。

佐々木は花巻東高校出身で、高校通算140本塁打を記録したスラッガー。スタンフォード大学では1年目から出場機会を得て、パワーと選球眼を磨いてきた。マーリンズは総年俸が大リーグ最下位ながら育成に重点を置く球団で、佐々木の昇格時期はマイナーでの成績次第となる。

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