ホワイトソックスの村上宗隆内野手が、大リーグのオールスターゲームに出場した。故障で戦列を離れた期間があったにもかかわらず、大リーグ挑戦1年目で20本塁打を放ち、球宴前日の本塁打競争にも出場するなど、その選出に違和感はなかった。
1年前は戸田球場にいた村上
1年前、村上は東京ヤクルトスワローズのファームにいた。2025年4月に脇腹痛を再発させ、ようやく実戦に復帰した時期だった。当時、2軍を率いていた池山隆寛監督は、本塁打競争を見て「あの時はまだリハビリ中で、試合に出られるかどうかという状態だった。よくここまで回復した」と感慨深げに語った。
村上は2024年オフにポスティングシステムを利用してメジャー挑戦。ホワイトソックスと2年契約を結んだ。シーズン序盤は故障で出遅れたが、復帰後は持ち前の長打力を発揮。7月16日時点で20本塁打をマークし、オールスターに選出された。
本塁打競争では9本塁打
オールスター前日の本塁打競争では、20スイングで9本塁打を記録。1回戦で敗退したものの、そのパワーを印象づけた。村上は「次は4番を打ちます」と誓い、前回の宿題を克服する意欲を示した。
球宴本戦では途中出場し、空振り三振に終わった。しかし、賞金の使い道について「家族に何か買いたい」と笑顔で語る余裕も見せた。
松井秀喜氏も解説でエール
この日のオールスター解説を務めた松井秀喜氏は、村上について「ワールドシリーズの思い出の地でプレーする彼を見て、感慨深い。日本の若い選手がこうして活躍するのは素晴らしい」とエールを送った。
村上は今後、後半戦でのさらなる活躍が期待される。ホワイトソックスは低迷しているが、村上のバットがチームを救う原動力となるか注目だ。



