阪神の佐藤輝明選手は21日、米大リーグ移籍に向けて球団がポスティングシステムの利用を認めたことを受け、兵庫県西宮市内の球団施設で取材に応じた。念願の大リーグ挑戦へ一歩を踏み出し、「6年間、ファンの方に育てていただいたと言っても過言ではない。心から感謝を伝えたい」と晴れやかな表情で語った。
チームやファンへの感謝を繰り返し表明
上下黒のセットアップ姿で現れた佐藤選手は、「入団した時からずっと大切に育てていただいた。本当にいい先輩、後輩に恵まれて、いい関係を築けた」と球団やファン、チームメートへの感謝を何度も口にした。
日本一を達成した2023年は特に印象的といい、「優勝の時がすごい歓声で、あれは忘れられない。甲子園の大歓声は世界一」と振り返った。
MLB公式サイトも「今オフ最も魅力的な打者の一人」と評価
今季セ・リーグ三冠王に輝き、28歳で来季を迎える佐藤選手について、大リーグの公式サイトも「実績と若さを踏まえれば、今オフ最も魅力的な打者の一人」と紹介。三塁だけでなく外野の守備をこなせることや、大リーグ1年目の村上(ホワイトソックス)、岡本(ブルージェイズ)がともに30本塁打をクリアしたことも追い風になりそうだ。
藤川監督も「ベストなタイミング」と理解示す
藤川球児監督もこの日、東京都内で取材に応じ、「優勝、連覇を持ってきてくれた。監督として言えるのは『ありがとう』ということ」と感謝。自身の大リーグ経験から、どんな状況でも手を抜かない姿勢を伝えていたといい、「チームにもファンの方にも応援してもらえる選手になった。(挑戦は)ベストなタイミングだと思う」と理解を示した。