第108回全国高校野球選手権鳥取大会(県高野連など主催)は17日、鳥取市のヤマタスポーツパーク野球場で2回戦2試合が行われ、米子北が鳥取工に11-1で五回コールド勝ちを収め、倉吉北は延長十一回タイブレイクの末、倉吉総合産を8-4で破った。18日も同球場で2回戦2試合が予定されている。
米子北、打線爆発で圧倒
米子北は1点を追う三回、相手の暴投や失策などで3点を奪い逆転に成功。五回には宮田の適時二塁打などで5点を追加し、リードを広げた。六回にも谷島の適時打などで3点を挙げ、コールド勝ちを決めた。打線は計11安打で11得点と爆発し、投手陣も鳥取工打線を1点に抑えた。
鳥取工は二回、西尾の適時打で先制したが、以降は得点圏に走者を進められず、投手陣も相手打線の勢いを止められなかった。
鳥取工エース山本、負傷乗り越え力投も涙
鳥取工のエース山本投手は、2回を無失点に抑えて降板した。開幕2週間前の練習試合で右肘を負傷し、全治4週間と診断されたが、治療に専念し何とか投げられる状態に回復。「試合を作ってこい」と送り出され、初回に2番打者に安打を許したものの、二回は四球や死球で走者を出す苦しい展開ながら踏ん張った。しかし、チームは三回以降に大量失点。「やっぱり悔しい」と試合後は涙があふれた。
倉吉北、延長タイブレイクを制す
倉吉北は2点を追う八回、池田の本塁打や藤原の適時打で同点に追いつき、延長戦に持ち込んだ。タイブレイクの延長十一回、藤原の適時打や花岡の2点適時打などで4点を奪い、試合を制した。
倉吉総合産は初回、進木の適時打で先制したが、4点を追う延長十一回、無得点に抑え込まれた。
倉吉総合産・平投手、制球力に悔い
倉吉総合産の平投手は、2点リードで迎えた八回にソロ本塁打を浴び、1点差に迫られた。得意のストレートで勝負したが、力んで球速が落ち、同点に追いつかれた。体力も限界で、延長十一回には4失点し、勝ち越しを許した。その裏、二死一、二塁で打順が回ってきたが、三振に倒れ、勝利を喜ぶ相手チームの前で崩れ落ちた。「背番号1」として練習を積んできた自負があったが、体力も制球力もまだまだだったと反省。今後も野球を続け、足りなかったものを補う決意を固めた。



