第108回全国高校野球選手権大会は22日午前10時から決勝が行われる。大会を視察しているU―18(18歳以下)日本代表の岡田龍生監督(兵庫・東洋大姫路監督)に決勝の展望を聞いた。
智弁和歌山にやや分がある
岡田監督は、横浜のエース織田を攻略した智弁和歌山にやや分があると見る。和歌山大会では投打ともに苦しむ場面があったが、甲子園という舞台は選手を驚くほど成長させるとし、打者陣が思い切ってスイングできている点や、相手投手の攻略における徹底力の高さを評価した。
健大高崎の鍵は継投と守備
一方、健大高崎については、直球に強い相手打線を抑えるために緩急を駆使できる投手が鍵になると指摘。カットボールなど小さく変化する球種を持つエース右腕・石垣に加え、左投手をワンポイントで起用するなど継投のタイミングが重要で、3点が勝負の分かれ目になると予想した。
夏の決勝で最も重要なこと
独特な雰囲気に包まれる夏の甲子園決勝で最も重要なことは、しっかり守ることだと語る。2019年に履正社(大阪)を率いて全国制覇できたのは、注目された打力以上に、6試合1失策の守備があってこそだったと振り返る。
選手たちが普段通りのプレーができるかどうかが、両指揮官の腕の見せ所となる。



