夏の甲子園、熱中症疑い9件 昨年同時期より10件減 2部制拡大の効果
夏の甲子園、熱中症疑い9件 昨年同時期より10件減

第108回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の大会本部は15日、2部制の時間帯で試合を行った第1~10日(5~14日)の選手および観客の熱中症疑いの発生状況などを発表した。選手の熱中症疑いは計9件で、昨年同時期より10件減少した。

2部制の拡大と熱中症対策

2部制は第106回(2024年)から導入された。第106回は大会第1~3日(8月7~9日)、第107回(2025年)は大会第1~5日(8月5~9日)に実施。第108回では実施期間をさらに拡大し、近年の大会で選手の熱中症疑いが多かった午前10時半~午後1時ごろの時間帯を原則避けるように試合を組んだ。

観客の熱中症疑いも減少

観客の救護室での熱中症疑いによる受診は、第10日までに82件(昨年同時期86件)だった。

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減少の要因と今後の改善策

大会本部は、選手の熱中症疑いの減少傾向について、クーリングタイム中にアイススラリーを飲んだり、体がつりそうになったら早めに理学療法士に相談したりと、チームの暑熱対策の意識が上がっていることも一因と分析している。最も暑さが厳しいとされる午後1時半ごろ開始の第2試合でも、選手の熱中症疑いは2件だった。「開始時間が決まっていると、選手もそこに合わせられる。待ち時間が少ないことは大事なのかもしれない」と分析した。大会後に出場校にアンケートを実施するなどし、今後の大会でのさらなる改善策を探るという。

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