常葉大菊川、聖隷に惜敗 福田投手の熱投実らず
常葉大菊川、聖隷に惜敗 福田投手の熱投実らず

夏の高校野球静岡県大会は27日、しずてつスタジアム草薙で準決勝が行われ、常葉大菊川が聖隷クリストファーに敗れた。先発の福田大斗投手(2年)は初回に4点を失ったが、気迫の投球で二回以降は無失点に抑えた。

福田投手、粘りの投球

初回一死満塁、甘く入った直球を捉えられ痛恨の本塁打を浴びたが、気持ちは折れなかった。「(二回以降を)0点で抑えてやる。野手が守ってくれる」と信じ、緩急をつけた投球で二回以降はスコアボードに「0」を刻み続け、味方の援護を待った。

九回に反撃もあと一歩

4点差のまま迎えた九回。「自分たちなら、ここから逆転できる」と1番・小柳祥太郎選手(2年)は初球を振り抜き、右翼線への二塁打で反撃ののろしを上げた。次打者も内野安打を放ち、無死一、三塁で打席がまわってきたのは3番・小川優人主将(3年)。「簡単には終わらせない」と真ん中低めの初球をレフトへはじき返し、1点を挙げた。さらに遊ゴロの間に1点を追加したが、あと一歩及ばなかった。

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選手たちの思い

試合後、福田投手は「先輩たちに申し訳ない。(来年に)自分たちが甲子園に行く姿を見せたい」と力を込めた。佐藤大介選手(3年)は九回無死二塁で内野安打をもぎ取り、「何としても点を取る」と気迫のヘッドスライディングを見せた。

聖隷クリストファーは最大のライバルだった。昨秋の県大会準決勝で投手として先発し、打者としても聖隷の高部陸投手を相手に4打数3安打と固め打ちしたが、試合には1―4で敗れた。「聖隷を倒さないと甲子園に行けない」とチームで160キロのマシン打撃に取り組んだ。しかし下半身負傷で思うように練習できなかったが、リハビリと筋トレで復帰。今夏は投手として3試合に登板し、この日も4打数2安打だった。

石岡監督のコメント

石岡諒哉監督は「初回に4点取られ、相手の高部投手にもうまく投げられた。(先発の)福田はよく抑えていたが、中盤に1点でも2点でも取れると良かった。今大会を通して、とても頼もしいチームになった。もっとこのチームで野球がしたかった」と話した。

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