高川学園は28日、山口マツダ西京きずなスタジアムで行われた第108回全国高校野球選手権山口大会決勝で、下関国際に5―3で逆転勝ちし、2年連続4度目の夏の甲子園出場を決めた。
試合の展開
高川学園は初回に先制。しかしその後に計3点を奪われ、一時はリードを許した。五回、打線がつながって4点を返し、逆転に成功した。下関国際は二、三回に得点を重ねたが、リードを保てずに敗れた。
主将の決意
3年の衛藤諒大主将は五回、二死満塁の打席で「絶対に打ってランナーをかえす」と強気にバットを握りしめた。狙わずに強くとらえることを重視した打球は相手の失策を招き、2人が生還した。帽子のつばには「誰かのために」と記し、主将としてチームのために懸命に取り組んできた。
監督と父の思い
松本祐一郎監督は「今の3年は我が強く、まとめるのに苦労した学年だった」と振り返る。そんな中、衛藤はチームのために率先して行動できる「強さ」を見いだされ、主将に任じられた。
主将になった後、実家に帰省していた際、父の厚介さん(50)に「やるしかない」と伝えた。厚介さんは「人に強く言える方ではない。チームをまとめるために彼なりに色々考えたのだろう」と話す。
全国大会は8月5日に開幕する予定だ。



