夏の高校野球北北海道大会、白樺学園とクラーク記念国際が決勝進出
北北海道大会決勝は白樺学園vsクラーク記念国際

夏の高校野球北北海道大会は18日、エスコンフィールド北海道(北広島市)で準決勝2試合が行われ、第1試合では昨夏準優勝の白樺学園が帯広三条を1点差で振り切り、第2試合ではクラーク記念国際が旭川龍谷に延長十一回タイブレイクの末、逆転サヨナラ勝ちを収めた。決勝は20日に同球場で行われる。

白樺学園、スクイズで執念の1点

白樺学園は六回裏、無死二、三塁の好機で、8番打者の関口颯人選手(3年)がスクイズを成功させ、三塁走者の西村俊洋選手(2年)が生還。さらに次打者の長尾烈選手(1年)もセーフティースクイズで追加点を挙げた。関口選手は直前の打席でバントを失敗していたが、監督の亀田直紀から「3年生のいいところを見せろ」と発破をかけられ、覚悟を決めたという。帯広三条の先発左腕・安藤美壱投手(3年)は「何が何でも抑える」と直球勝負を挑んだが、白樺学園の執念に屈した。

帯広三条は八回に池田誠直選手(3年)の適時打で反撃、九回に2点を返して1点差に迫るも、あと一打が出ず惜敗。池田選手は試合後、涙を浮かべ「3年間頑張ってきて良かった。それでも、甲子園に行きたかった」と悔しさを語った。同校は今大会4強で唯一の公立校だった。

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クラーク記念国際、延長タイブレイクの激闘を制す

クラーク記念国際は三回に5失点と劣勢に立たされたが、八回に追いつき、延長タイブレイクに突入。十一回表に旭川龍谷が犠飛などで2点を挙げたが、その裏、1番・堀内丈慈選手(3年)が犠打で走者を進め、3番・新川悠真選手(3年)が2点三塁打で同点。二死三塁から4番・加納悠翔選手(2年)が内角直球を左前に運び、サヨナラ勝ちを収めた。加納選手は「まだこの仲間と野球ができるのがうれしい。次戦も与えられた役割を全うしたい」と意気込んだ。

旭川龍谷の堤選手、背番号7の成長

旭川龍谷のリードオフマン・堤咲太朗選手(3年)は初回、右中間への二塁打で流れを作った。背番号「7」は今春からで、目標の1桁番号を獲得したが、春の支部予選初戦では満塁の好機で打てず、チームも敗退。「責任を果たせなかった」と悔しさをバネに、バットの構えを改め、朝練習にも参加。打撃が持ち味となり、夏の北大会で1番打者を任された。準決勝でも役割を果たしたが、チームは惜敗。「春と比べて成長を感じた。負けて悔しいが、やりきった気持ち」と涙ながらに語った。

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