夏の高校野球地方大会は15日、今春の選抜を制した大阪桐蔭(大阪)と、春夏通算46度の甲子園出場を誇る仙台育英(宮城)が、ともに5回コールド勝ちで初戦を突破した。明豊(大分)は準々決勝に進出し、選抜4強の専大松戸(千葉)は4回戦に勝ち上がった。一方、昨夏代表の青藍泰斗(栃木)は初戦で姿を消した。
仙台育英、1年生丹羽が大爆発
仙台育英は仙台と対戦し、21対0の5回コールド勝ち。今夏初戦に臨んだ先発メンバーは、投手を含めて10人のうち8人を1、2年生が占めた。須江監督は「学年や背番号は関係ない。調子のいい子を使っている」と実力主義の選手起用を強調した。
象徴的だったのが、春から先発に名を連ね、この日は3番に座った1年生の丹羽だ。一回無死二、三塁の好機で、甘く入ってきた変化球を逃さず捉え、左前への先制2点打とした。この回2度目の打席でも右中間に適時打を放ち、大量12得点に貢献。さらに二回にも、右翼線を破る2点二塁打を放ち、広角に打ち分ける巧みなバットコントロールで3安打5打点の活躍を見せた。
丹羽は「100点満点」と胸を張り、自身のパフォーマンスに自信を見せた。
実力主義が生む好循環
先発した2年生右腕の古川も3回1安打無失点と好投した。実力主義の選手起用が、レギュラー争いを活性化させている。ナインの切磋琢磨で厚みを増した選手層を見せつけ、2年連続の夏の甲子園出場に好発進した。(坂本俊太郎)



