5日の夏の甲子園開幕戦で、札幌日大のアルプス席では応援団が2025年夏に制作された同校のオリジナル曲「一番星」を甲子園で初めて披露し、一体感のある応援で選手を鼓舞した。
一回、一番星の軽快なメロディーと大合唱が球場に響くと、札幌日大のアルプス席のボルテージが一段と上がった。
オリジナル曲の誕生
札幌日大は2018年夏、「声を出しやすく、一体感のある応援曲を作ってほしい」と東京芸術大で作曲を学ぶ吹奏楽部OBの山本真幸さん(28)に依頼。翌年に校歌を取り入れた「Nichidai Pride(日大プライド)」、2023年夏にアップテンポな曲調の「ブレイクスルー」が完成し、チャンステーマとして生徒に定着した。
一番星は2024年夏、山本さんから「クラシック音楽に力を入れる吹奏楽部の力を生かした曲を作りたい」と提案があり、翌年に完成した曲だ。2年ぶりの夏の甲子園出場で、「聖地」での初演奏がかなった。
約800人が応援
この日は、吹奏楽部員をはじめ生徒ら約800人が応援に駆けつけた。攻撃開始時や好機に一番星などのオリジナル曲を次々と演奏し、「勝利をつかめ日大」の合唱で勝利を祈った。
吹奏楽部の小林泰樹部長(17)は「一番星はインパクトと威圧感のある曲。自分たちの演奏で、粘って勝つ札幌日大の野球を後押ししたい」と力を込めた。野球部の清水大貴さん(17)は「オリジナル曲はチームを鼓舞するだけでなく、相手を圧倒できる。見てる人に響かせたい」と声を張り上げていた。



