PCパーツとPC周辺機器の大型店・TSUKUMO eX.に、直近のゲーミングヘッドセット売れ筋トップ5を取材した。軽量な完全ワイヤレスイヤホンや高性能マイクの選択肢が増えるなか、ゲーミングヘッドセットの人気は根強い。同店でゲーミングデバイスを担当する赤塚裕介氏は「1万円弱のエントリーグレードがよく売れていますが、4万円を超える上位機を求める人も少なくありません。マイクの音質も重視されますね」と話す。
売れ筋トップ5の結果
第1位はRazerの「BlackShark V2 X」。3.5mmオーディオジャックに接続する有線タイプで、重量は約240g。取材時の価格は6,490円だった。赤塚氏は「Razerは、入門機的なモデルとハイエンドクラスの売れ行きが目立っています。こちらは入門機ですね。求めやすい価格ながら、細かな音の聞き分けがしやすいフラットな音づくりで、そのうえで装着感も良いと評判です。カラーも複数選べますしね」と説明する。
第2位はHyperXの有線モデル「Cloud III」。接続口は3.5mmジャックとUSB Type-A/Cの3種類が選べ、本体重量は308g。取材時の価格は12,419円だった。「ねじれても簡単には壊れない高い耐久性が評判です。音質もフラットで上々。入門機よりちょっと上の位置づけで定番人気のあるシリーズですね」という。
ハイエンドモデルも人気
第3位はRazerのハイエンドモデル「BlackShark V3 Pro」。ハイブリッド型のアクティブノイズキャンセリングが使え、接続には有線(USB)と2.4GHzデジタル無線、Bluetoothが選べる。本体重量は367gで、取材時の価格は40,780円だった。「ドライバーにバイオセルロースというオーディオ系のハイエンドモデルで使われている素材を使っていまして、音質の高さに提供があります。マイクも大型で、双方向でよい音。加えてワイヤレス接続が可能なので、席を外すときなども柔軟に動けるなど、多方向で優秀なモデルですね」と赤塚氏は評価する。
第4位はHyperXの「Cloud III S Wireless」。2位の「Cloud III」の音質やタフさをそのままに、2.4GHzデジタル無線やBluetoothで接続できる。本体重量は340g。取材時の価格は22,980円だった。「やはりワイヤレスだと、長時間プレイするときに取り外さずにちょっと画面から離れたりできるので、有線タイプに比べてお値段が多少上がってもニーズはありますね。基本性能自体は前作のCloud IIシリーズから定評がありますし、指名買いも多い製品です」という。
完全ワイヤレスイヤホンも人気
第5位はASUSの「ROG Pelta」。USB有線接続と2.4GHzデジタル無線、Bluetooth接続に対応する。本体重量は309gで、取材時の価格は17,300円だった。「チタンコーティングのドライバーを採用していまして、音の解像度が非常に高いと評判です。この価格帯としては音質もよく、接続も柔軟に切り替えられるのも良いですね」と話す。
ゲーム用途でも軽量なイヤホンを選ぶ人が増えており、直近でもっとも売れているのはソニーの完全ワイヤレスイヤホン「INZONE Buds」で、取材時の価格は29,700円だった。赤塚氏は「装着性が高くて、バッテリーも長持ち(2.4GHzデジタル無線&ノイズキャンセリング有効で最大11時間連続再生)。音質もソニーだけに間違いないですしね。マイク機能もありますが、さすがに限界があるので、そこは別に用意して、というスタイルも人気があります」と説明する。
単体のマイクではHyperXの「QuadCast 2」が人気で、取材時の価格は21,780円だった。「USB接続で簡単に使えて、音量調節も直感的なのが受けていますね。マイクを覆うLEDの光はオフだと消えるので、トラブルも防ぎやすい。そうした実用性の高さから安定した人気を得ています」という。



