桜ケ丘がリード守り勝利、高校野球山口大会2回戦
桜ケ丘がリード守り勝利、高校野球山口大会2回戦

桜ケ丘がリード守り、徳山商工を下す

第108回全国高校野球選手権山口大会は18日、周南市の津田恒実メモリアルスタジアムなど県内4球場で2回戦8試合が行われた。桜ケ丘は徳山商工と対戦し、リードを守りきって勝利を収めた。試合は終盤まで緊迫した展開が続いたが、桜ケ丘の投手陣が粘りの投球を見せ、徳山商工の反撃をかわした。

シード校が順調に初戦突破

昨夏の優勝校で第1シードの高川学園は、二回に一挙6点を奪う猛攻を見せ、周防大島にコールド勝ち。連覇に向けて好スタートを切った。第2シードの下関国際も打線がつながり、下関商をコールドで下した。準優勝校の南陽工は柳井学園に完封勝利を収め、順調に初戦を突破した。山口鴻城は宇部との乱打戦を制している。

亡き父に捧げるプレー

オーヴィジョンスタジアム下関の第1試合では、心温まるエピソードがあった。下関商の捕手・西村柊吾選手(3年)は、今年2月に心筋梗塞で亡くなった父親・公太さん(享年44)に捧げるプレーを見せた。公太さんは下関市沖の六連島出身で、連絡船の船長を務め、小学生のソフトボールチームのコーチもしていた。柊吾選手もそこで3年間プレーした。公太さんは「柊吾の甲子園に行くために有給は使わない」と言いながら、この夏を楽しみにしていたという。

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試合には祖父の秀志さん(74)らが公太さんの遺影を手に声援を送った。五回の守りで一死二、三塁のピンチを迎えた柊吾選手は、本塁に突入した走者と交錯し右足を痛めたが、「ここで負けたくない」と退かず、直後の盗塁を刺し、父親に買ってもらったミットでガッツポーズを見せた。試合はコールド負けだったが、先制のホームを踏むなど攻守でチームに貢献。「父に活躍したプレーを見せられたと思う」と笑顔で振り返った。

19日は2回戦8試合

大会は19日、ユーピーアールスタジアム(宇部市)など4球場で2回戦8試合が行われる。各シード校のさらなる躍進が期待される。

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