岡山学芸館・行田凌大主将、冷静な采配でチームまとめる
岡山学芸館・行田主将、冷静な采配

今大会、僅差で試合を制してきた岡山学芸館を支えるのは控えの主将・行田凌大選手だ。試合前には「好きに暴れてこい」と藤原颯大選手を送り出し、藤原選手も「チームのまとめは頼む」と託す間柄だ。

主将交代の経緯

昨年、新チーム結成当初に主将を任されたのは藤原選手だったが、100人を超える部員をまとめる負担は大きかった。昨秋、プレーに集中できるようにと行田選手が主将の大役を引き受けた。

行田選手は「人をまとめるなら、まずは自分からしんどいことをやるべき」と自らに言い聞かせ、ランニングでは常に先頭に立つ姿勢を見せながらも、プレーのミスには冷静に指摘する。佐藤貴博監督は「部員の性格などを考えて発言し、自然と人が集まる、そんな存在」と信頼を寄せる。

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冷静な采配が光る

この日もチームのピンチに冷静さをもたらしたのは行田選手だった。三回一死満塁の場面で伝令としてマウンドに走り、「いい顔してプレーしよう」と声をかけると、チームは落ち着きを取り戻し、無失点で切り抜けた。

藤原選手の活躍

藤原選手は今大会、1本塁打を含む4安打4打点の活躍。岡山理大付との準々決勝では、2点を追う場面で2点適時三塁打を放ち、振り出しに戻した。「自分ができなかったことを行田が背負ってくれている分、試合で結果を出す」と誓う。

「これからも主将として、選手ひとり一人をもり立てていく」と行田選手。2人が見据えるのは悲願の夏の甲子園ベスト8だ。(米島聖人)

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