大野がサヨナラ勝ちでシード若狭破る 福井大会2回戦
大野サヨナラ勝ち 福井大会2回戦

第108回全国高校野球選手権福井大会は18日、福井市のセーレン・ドリームスタジアムと敦賀市総合運動公園野球場で2回戦4試合が行われた。シード校4校のうち、福井商と福井工大福井が快勝、敦賀気比が北陸に競り勝った。大野はシードの若狭を破る番狂わせを演じた。

大野がサヨナラ勝ちで若狭を撃破

大野は若狭に序盤で5点を先行されたが、粘り強く追い上げた。九回二死二塁から土田が中前打を放ち、二塁走者の下山が一気に生還してサヨナラ勝ちを収めた。投げては二回からマウンドに上がった島田が5回2/3を自責点1の好投でチームを立て直した。若狭は序盤のリードを守り切れず、最後に力尽きた。

福井商が丹生を圧倒

福井商は終始安定した試合運びで丹生を8-0で下した。二回二死二塁から竹内の適時二塁打で先制し、その後も着実に加点。九回には大西の3点適時二塁打と古保の適時打で突き放した。丹生は八回に東の安打などで二死一、二塁としたが、好機を生かせなかった。

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丹生の先発・林投手は初回、打者3人を強気の投球で抑えた。「気持ちだけは負けない」と自分に言い聞かせて投げ続け、六回まで粘り強く投げた。「自分が抑えて勝ちたかった。このチームでマウンドに立てたのは貴重な時間だった」と悔しさをにじませながらも充実した表情で振り返った。

敦賀気比が接戦制す

敦賀気比は北陸に4-3で勝利。1点差を追う六回、村雲の適時打で同点とし、七回は長谷川が適時二塁打を放って勝ち越した。六回途中登板の辻琉が粘りの投球を見せた。北陸は九回、二死一、二塁の好機を作るも及ばなかった。

北陸の主将・松浦は九回二死で打席に立ち、「絶対に塁に出る」と左前打を放ち意地を見せた。昨秋、今春の県大会で打線が振るわず、「ふがいない。夏は打ち勝ちたい」と約80人の部員とともにバットを振り込んできた。試合後、「頼りがいのある仲間たちだった。後輩にはこの借りを返してほしい」と目に涙を浮かべ、夢を託した。

福井工大福井が坂井を完封

福井工大福井は坂井の乱れに乗じて4-0で勝利。二回無死一、二塁から木村の適時二塁打で先制し、その後も四球や相手失策で追加点を挙げた。先発の井上は完封。坂井は二回途中登板の平田が粘りの投球を見せたが、打線が振るわなかった。

19日は1回戦を勝ち抜いたチーム同士が対戦し、ベスト8が出そろう予定。

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