大垣日大に迫る4番竹腰選手の意地の一打 加茂農林が追撃の二塁打
大垣日大に迫る竹腰選手の意地の一打

八回二死一塁、5点差を追う加茂農林の攻撃。右打席に入った4番・竹腰太亮選手(3年)に、ベンチからは「本塁打を打ってこい」と声が飛んだ。フルカウントからの7球目、高めに浮いた変化球を捉えると、打球は左翼フェンスを直撃する適時二塁打に。一塁走者が生還するのを確認すると、竹腰選手はベンチに向かって何度も拳を突き上げ、「ここで打たなきゃ4番じゃない」という意地を見せた。

増量成功で掴んだ4番の座

竹腰選手は4人きょうだいの末っ子。兄や姉の影響で小学2年からソフトボールを始め、中学で野球に転向した。高校入学時は体が細く、一度の食事で多くを食べられなかったが、食事回数を増やす工夫で対応。入学時から約15キロの増量に成功し、力強い打球が飛ぶようになったことで4番に定着した。

投手としても奮闘

この日は4点を先行された六回からマウンドにも上がり、「流れを持ってくる」と宣言。六回は三者凡退に抑えたが、1点を返した直後の七回は先頭打者を三振にしたものの、3四死球を与えて2失点と崩れた。それだけに八回の攻撃では「自分で取り返す」と気合を入れて臨み、見事な一打で応えた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

試合後、竹腰選手は「今までで一番良い試合ができた。高校3年の集大成を見せられた」と振り返る一方、打球がスタンドに入らなかった悔しさもにじませた。しかし、甲子園出場校である大垣日大を最後まで慌てさせた試合展開には胸を張った。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ