第108回全国高校野球選手権高知大会、明徳義塾が2年ぶり優勝 投手陣と堅守が光る 高知大会を振り返る
第108回全国高校野球選手権高知大会、明徳義塾が2年ぶり優勝 投手陣と堅守が光る 高知大会を振り返る

第108回全国高校野球選手権高知大会は、明徳義塾が2年ぶりに優勝して閉幕した。シード3校が準決勝まで勝ち上がる中、窪川の野球部が復活し8強入りする快進撃も見せた大会を振り返る。

明徳義塾、投手陣の継投と堅守で頂点

明徳義塾は蓮尾、田宮、藤本の3投手を軸に勝ち進んだ。初戦では故障明けの蓮尾が高知丸の内を完封して流れに乗り、梼原戦ではエース・田宮が3失点で完投。準決勝では第3シードの土佐に3点のリードを許したが、終盤に敵失や重盗で好機を作り逆転した。

昨夏と同じカードになった決勝では、高知中央のエース・松浦の立ち上がりを攻め、送りバントで着実に走者を進めると、これまでノーヒットだった4番・里山の犠飛で先制。その後も果敢な走塁などで好機を作り、里山が犠飛や適時打を放って着実に加点。持ち前の堅守で流れを渡さず、2年ぶりの甲子園切符を手にした。

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高知中央、松浦・堅田の両投手奮闘もあと一歩

高知中央は昨夏に甲子園を経験した松浦、堅田の両投手を中心に決勝まで勝ち進んだ。初戦は高知高専を相手に18得点でコールド勝ち。準々決勝では勢いに乗った窪川を振り切った。準決勝では昨年の高知大会決勝で151キロの直球を投げた堅田が高知を完封。しかし決勝では松浦、堅田の継投で3失点に抑えたものの、攻撃陣が零封され、2年連続の全国大会出場はならなかった。

窪川の快進撃と高知農の春夏連続ならず

4強にはシード校の土佐のほか、ノーシードの高知が入った。土佐は投打で馬場を中心に勝ち進んだ。高知は準々決勝で第1シードの高知商に逆転勝ちしたが、準決勝で高知中央の堅田から得点できず、2年ぶりの決勝進出とはならなかった。

2018年以来の出場となった窪川(四万十町)は初戦、4点リードされた九回に一挙5点を奪い、高知追手前にサヨナラ勝ち。2回戦でも粘り強く四球を選ぶなどして好機を作り、中村に競り勝った。準々決勝で高知中央に敗れたものの、駆けつけた応援団が球場で大きな声援を送り、大会を盛り上げた。

21世紀枠で今春の選抜高校野球大会に出場した高知農は、開幕試合で高知東工に勝利したが、2回戦で高知商のエース・北添に2点に抑えられ、春夏連続出場はならなかった。

明徳義塾、全国大会へ

明徳義塾は8月5日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われる全国大会に出場。初戦のカードは8月1日に行われる抽選会で決定する。

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