明徳義塾と土佐が準決勝へ、高知大会4強出そろう
明徳義塾と土佐が準決勝へ、高知大会4強出そろう

第108回全国高校野球選手権高知大会は21日、高知市の県立春野球場で準々決勝の残り2試合が行われ、明徳義塾が梼原を7-3で振り切り、土佐は高知東に8-1で8回コールド勝ちした。23日には同球場で高知―高知中央、明徳義塾―土佐の準決勝2試合が行われる。

明徳義塾、田宮が完投

明徳義塾は初回、一死から田内が二塁打で出塁し、続く西川が適時二塁打を放ち先制。直後に同点にされたが、二回に四球と敵失で二死一、二塁の好機を作り、田内の適時三塁打で勝ち越した。五回には続木の犠飛で追加点を挙げた。先発の田宮は110球を投げ、被安打6、奪三振8で完投した。

梼原は一回、田中旭が右翼線二塁打を放ち、続く片田の適時打で同点に。3点を追う八回は田中旭の適時打などで1点差に迫ったが、後続が断たれた。

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田内、打撃で貢献

明徳義塾の田内はこの日も2安打と打撃で貢献。初回一死で打席に入ると、直球を意識しつつスライダーを左翼線に運び二塁打。続く西川の二塁打で生還した。同点の二回は直球を引っ張り、「打ち損じたが、いいところに飛んでくれた」と迷いなく進塁し、2点を勝ち越す三塁打になった。ただ、七回は3球三振に倒れ、「簡単に打ち取られた。技術がまだまだ足りない」と向上心も忘れない。2回戦も3安打を放っており、馬淵監督は「この大会でよく当たっている」と評価。田内は「準決勝、決勝とチャンスは少なくなるが、逃さずきちんと打ちたい」と意気込んだ。

梼原・田中旭主将、意地の適時打

梼原の田中旭主将は八回一死一、三塁の好機で、三回に三振を喫していたスライダーを中前にはじき返し、1点差に迫る適時打。「みんなの力が打たせてくれた」と力を込めた。一回には二死から右翼線二塁打を放ち、同点のホームを踏んだ。11日の開会式で選手宣誓を務めた田中主将は、個性あふれるチームメートをまとめるため、部員の部屋で1対1の話し合いを実践。馬詰雄士郎監督は「大会前は調子が上がらなかったが、自分で調整して活躍してくれた。田中が主将でなければこのチームは成り立たなかった。本当に感謝している」とたたえた。

土佐、逆転コールド勝ち

土佐は1点を追う七回、一死一、三塁で代打・都志が適時打を放ち同点に追いつき、暴投で勝ち越した。八回には3四死球で塁が埋まり、馬場の犠飛や栗山の2点適時打などで試合を決めた。高知東は三回に先制したが、四回以降も好機を作るもあと一本が出ず、リードを守れなかった。

代打・都志が流れ変える

土佐の都志は代打で同点打を放ち、流れをたぐり寄せた。六回から準備を始め、金田監督から「結果は気にせず自分の打撃をしろ」と送り出され、七回一死一、三塁の好機で6球目の浮いたフォークボールを左前に運んだ。「一発勝負で結果を残せてうれしい」と語った。金田監督は「今までは緊張して自分の打撃ができていなかったが、今日は本来の力を出せた」と評価した。

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