明秀日立、土浦日大にサヨナラ勝ちで8強入り 中沢が決勝打
明秀日立、土浦日大にサヨナラ勝ちで8強入り

明秀日立、土浦日大にサヨナラ勝ちで8強入り

全国高校野球地方大会は18日、各地で熱戦が繰り広げられた。夏の甲子園連覇を目指す沖縄尚学(沖縄)が決勝に進出したほか、敦賀気比(福井)は接戦を制して初戦を突破。昨夏の代表校である明秀日立(茨城)は土浦日大にサヨナラ勝ちを収め、準々決勝に駒を進めた。高川学園(山口)と専大松戸(千葉)はともにコールド勝ちを収めている。

九回表に追いつかれるも、中沢がサヨナラ打

明秀日立は九回表、二死から同点に追いつかれ、金沢監督も「タイブレイクは確実」と覚悟した展開だった。しかし、その裏、5番・中沢が一振りで試合を決めた。中沢は一回途中から救援した土浦日大・小池投手の150キロ近い速球に的を絞り、内角球を思い切り振り抜くと、打球は右翼線への二塁打となった。代走が犠打で三塁に進み、最後は暴投でサヨナラ勝ちを収めた。

中沢は一回にも3点二塁打を放っており、この試合の全得点に絡む活躍を見せた。しかし、本人は「これまで散々、チームに迷惑をかけてきたから」と控えめに語った。

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故障に苦しんだ逸材、最後の夏に開き直り

中沢は中学時代にU-15(15歳以下)日本代表に選ばれた逸材だが、明秀日立では左膝の手術など相次ぐ故障に苦しんできた。それでも「最後の夏は開き直ってやろう」と臨んだ大会だった。

勝利の瞬間、中沢はバックネット前で突っ伏して動かない相手捕手に声をかけた。「(土浦)日大の分まで頑張るよ」「甲子園行ってくれよな」。敗者の言葉を胸に刻んだ。(小石川弘幸)

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