夏の高校野球地方大会は15日、各地で熱戦が繰り広げられた。今春の選抜を制した大阪桐蔭(大阪)と、春夏通算46度の甲子園出場を誇る仙台育英(宮城)は、ともに5回コールド勝ちで初戦を突破。明豊(大分)は準々決勝に進出し、選抜4強の専大松戸(千葉)は4回戦に勝ち上がった。一方、昨夏代表の青藍泰斗(栃木)は初戦で姿を消した。
明豊・萩原、転向後初先発で存在感
明豊は大分雄城台に7―0で7回コールド勝ち。6年連続の夏の甲子園を目指すチームに、頼もしい右投手が現れた。捕手から投手に転向した萩原が、今夏初先発で4回無失点の好投を見せた。
「目の前の打者に全力でいった」と萩原。初回から球速は145キロを計測。二回には四球と安打などで二死二、三塁のピンチを招いたが、後続を力強い直球で三振に仕留めた。3四球を与えて「内容はふがいない」と反省したものの、毎回の6奪三振と手応えも得たマウンドだった。
捕手から投手へ、下半身強化で成長
萩原は捕手で入学したが、地肩の強さもあって約1年前に投手へ転向。昨秋の九州大会後に肩周りを疲労骨折したのを機に「正しいフォームを身につけよう」と決意した。上半身の力に頼った野手の投げ方を下半身主導のフォームに改めるため、筋力トレーニングで足腰を強化。体重は約5キロ増え、今春には直球が150キロ台を計測したという。
「空振りが取れる直球を投げたい」と語る萩原。3年生ながら、まだまだ伸びしろがありそうだ。(山畑壮起)



